【体験談】台湾留学のメリット|台湾で中国語を学ぶのがおすすめな理由

台湾留学
さあや
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こんにちは、さあやです!

この記事では、台湾留学に半年間行っていたわたしが実際に経験した中で感じた、台湾で中国語を学ぶメリットについてお話します。

台湾が好きだから台湾で中国語を学んでみたいけど、台湾で中国語を学ぶメリットってなんだろう?

中国語といえば中国のイメージ。台湾で学んだ中国語は中国に行ったときでも使うことはできるのかな?

今回の記事は、そんなあなたにぜひ読んでいただきたい内容です。


今はコロナで世界的に大変な状況ですが、台湾のワーキングホリデービザの発給が再開されたこともあり、台湾への留学を検討されている方も多いのではないでしょうか。(ワーキングホリデーでも学校に通うことができます。)

台湾は旅行先としても人気なので、行き慣れているから安心という方も多いと思います。わたしも行き慣れていることと知り合いが多いことから台湾に決めました。

個人的には台湾で中国語を学ぶのは かなりおすすめ です。

さあや
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特に中国語ビギナーの方には台湾留学をおすすめしたいです!

今回は、実際に台湾で半年間みっちり中国語を学んできたわたしが感じた「ここが良かった!」というポイントを全てお伝えします。

多くの方が抱いている、台湾で学ぶ中国語は中国の方にもちゃんと通じるのかという疑問にも答えていきます。

台湾で中国語を学ぶメリットを知り、楽しい台湾留学へのスタートを切りましょう。

中国の標準語を学ぶことができる

台湾では一般的に、中国の標準語である「普通話」をベースとした「台湾華語」が使われています。「台湾語」もありますが公用語は「台湾華語」。つまり中国語です。

この「台湾華語」の語彙・発音・文法のほとんどは、中国の標準語である「普通話」と同じですがたまに発音や単語の使い方に違いがあります。

ただ、台湾に留学して語学学校で学ぶのは「普通話」です。

あれ、台湾なのに「台湾華語」ではなく「普通話」を学ぶの?

そうなんです。ただ文字は中国で使われている「簡体字」ではなく台湾で使われている「繁体字」を使います。ちょっと頭が混乱しますね。


学校で学ぶ中国語

中国  普通話 文字:簡体字

台湾  普通話 文字:繁体字

つまり文字は台湾の「繁体字」を使いますが、文法や単語の使い方、発音などは「普通話」のルールに従って学ぶということです。

台湾にいて中国の標準語である「普通話」が学べるというのは、「台湾華語」との違いが気になっていたという方にはうれしいポイントなんじゃないでしょうか。


ちなみにわたしは台湾の学校では「普通話」を習うことは知っていたのですが、「繁体字」で学ぶということは学校が始まるまで知りませんでした。恥ずかしい。

「普通話」を学びますという言葉で勝手に「簡体字」だと思いこんでおり、渡された教科書を見て仰天しました。まあ普通に考えれば「繁体字」ですよね…。

さあや
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なのでこれだけは必ず覚えておいてくださいね!!!


繁体字は日本人にとって理解しやすい

先ほどもお話したように、文字は台湾で一般的に使われている「繁体字」を使って学びます。個人的にはこれが圧倒的に日本人が有利なポイントだと思っています。

というのも、繁体字は簡体字に比べて日本語の漢字と同じものが多いんです。

わたしは学生時代に簡体字で中国語を学んでいましたが、どうしても簡体字と日本語の漢字が結びつかず、ほぼ漢字を丸暗記していました。

しかし、繁体字は日本語の漢字をそのまま使っているか、異なっていても旧字体のことが多いので、文章を読んでもなんとなく意味を理解ができることが多いのです。

 日本語  繁体字  簡体字 
討論討論讨论
経験經驗经验
優秀優秀优秀
職業職業职业

もちろん同じ漢字でも意味が違うものもありますし、日本語と全く違う漢字や、なんじゃこりゃっていうくらい難しい漢字もたくさんあるので覚える必要はありますが…。

さあや
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これは「亀」の繁体字ですが画数が多すぎて覚えるのにかなり苦労しました

ただ、圧倒的に見慣れている感が大きくて、個人的には頭に入ってくるスピードは簡体字よりも早かったです。

もちろん他の国の学生たちはこの漢字の形も意味も1から学ぶので習得するのにかなり苦労しますし時間がかかります。

その間に文法、リスニング、難しいとされている発音などに時間を割くことができるんです。これって語学を学ぶ上ではかなり有利じゃないですか?

わたしは日本人は繁体字で中国語を学んだほうが良いことを推していきたいです。


台湾で学ぶ中国語は中国でも通じるの?

結構気にする方が多いのが「台湾で学んだ中国語は中国でも通じるのか?」ということです。わたしもいちばん初めにそれが気になってネットでかなり調べました。

結論からお伝えすると、台湾で学んだ中国語は中国でも通じます。

先ほどもお話したように、語学学校で学ぶのは中国の標準語である「普通話」です。きちんと学んでいれば基礎的な部分は全て習得することができます。

といっても、台湾に住んでいるとどうしても台湾なまりの中国語になりますがそれも全く問題なしです。

ビジネスなどの分野ではどうなのかはわかりませんが、少なくとも中国の方との日常会話には困らないレベルでは通じます。

わたしは帰国後ホテルで勤務をしており、かなりたくさんの中国語を話すお客様の接客をしてきましたが、その中で発音や語彙が通じなくて困ったということはありませんでした。

さあや
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もちろんわたしの語彙力が足りなくて伝わらないということは多々ありました。完全に勉強不足です…!

「台湾なまりの中国語だね!」と言われることはありますが、それはアイデンティティということで。わたしはそんなに気にする必要はないと思っています。

というか、中国はかなり広いので中国国内でも方言やなまりがあるんですよね。

学校で学ぶのは「普通語」というのは台湾も中国も同じなので気にしすぎる必要はありません。好きな場所で学ぶのがいちばん。


短期間の留学だとビザがいらない

台湾は3ヶ月までであればビザなしの滞在ができます。

多くの語学学校では1学期が3ヶ月間なので、1学期分はビザ無しで滞在することが可能なんです。1学期も過ごすと学校生活や日常生活にもなんとなく慣れます。

なので、台湾留学してみたいけど馴染めるか不安という場合には、まず3ヶ月だけ滞在して様子を見てみるのもおすすめです。長く滞在したいと思ったらビザを申請できますので。


生活環境が日本に近い

台湾の都心部には日本と同様にいたるところにコンビニがありますし、ドラッグストア・レストラン・デパート・カフェなども充実しており、異国感がありながらも不自由のない生活を送ることができます。

また、ダイソー、マツモトキヨシ、セブンイレブン、ユニクロ、無印良品、ニトリ、そして日系のデパートも多くあるので日本のものが手に入らなくて困るということはまずありません。値段はお高めですが。

ここではあげきれないくらい日系のお店はとにかくたくさんあります。興味があればぜひ調べてみてください。かなりびっくりします。ほぼ日本。

さあや
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北海道民にはおなじみのドラッグストア、サツドラもあるんです!

留学生活は色々なものが必要となるので、日本のものが簡単に手に入るのはうれしいですよね。その分荷物も減りますし。日本への恋しさも紛れます。


治安が良い

台湾は治安が良いという話はよく聞きますが、本当に治安が良いです。

人が多いところでのスリには注意は必要ですし、夜中にひとりで歩き回るのも積極的におすすめはしませんが、基本的なことを気をつけていれば被害にあうことはありません。

フィリピンでは学校の近くで殺人事件の噂があったりしたのでそれに比べると超安心。


交通費が安い

台湾は日本と比べると交通費がかなり安いです。

ここでは台北での交通費事情についてざっくりとお話します。

台北ではMRTという地下鉄が走っています。MRTの料金は20〜65元(約74円〜約175円)です。日本のJRや地下鉄に比べるとかなり安いですよね。気軽に乗れます。

また台北で意外にも重宝するのがバス。MRTで行けないようなところにも行けるので、移動するときはかなりの頻度でバスを利用していました。

バスはある程度の距離までは15元(約55円)とかなりリーズナブル。

さあや
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ちなみに以前は、交通カードを先にタッチするか、後にタッチするかをバスに乗るときに確認しないといけなかったのですが、現在は乗降時どちらもタッチするようになったのでバスに乗る難易度が低くなりました!

タクシーも初乗り運賃が70元(約260円)と安いです。

留学生活は荷物が多いですし移動のときにはなにかとお世話になる機会もあるのでうれしい。交通費が全体的に安いのは本当に助かります…。


基本的にゆるい

台湾のお店では店員さんが話しかけてくることが多いです。友達みたいに。行きつけのごはん屋さんの店員さんとはすぐに仲良くなれます。

そして接客もゆるめ。同僚とおしゃべりしていたり、ごはん食べていたり、携帯見ていたり。もちろんちゃんとしているお店もたくさんありますが。

わたしはそのゆるさがとても好きです。

ただ、日本と同様の接客を求めている方には厳しいかもしれません。日本の接客は丁寧すぎるくらい丁寧なので。それに慣れているとびっくりすることはあると思います。


食べ物に困らない

台湾は、台湾のローカルフードだけではなく各国料理も充実しています。夜市もいたるところにあるので食べ物に困ることはまずありません。

もちろん日本食もありますし、日本のチェーン店もたくさん進出しています。特に「やよい軒」「吉野家」には大変お世話になりました。日本食最高です。

台北駅の近くには日本のお店がたくさんあるので興味があれば見てみてください。

また、特に大学の近くには安くて美味しいお店がたくさんあるので、気分に合わせて食事を選べるのがとてもうれしいです。


日本から距離が近い

台湾は日本から近いので気軽に行き来できるのもメリットです。

しかも、最近は日本と台湾間の飛行機も選択肢が多いので、時期を選べばかなりお安くチケットを取ることもできます。

わたしは北海道に住んでいますが半年間で2回も帰国しました。さらに台湾に近い沖縄の友人はかなりの頻度で帰国しており、ホームシックとは無縁と言っていました。

気軽に日本に帰国できるのは、海外留学が初めての方にも安心できるポイントですね。


学費が安い

台湾の語学学校は学費がかなりお安めです。もちろん学校やコースにもよりますが月4万円前後で毎日授業を受けることができます。

オーストラリアで語学学校に通ったときは月10万円程度かかっていたので、言語は違えど、お安いことはお分かりいただけると思います。

留学というとなにかとお金がかさむ印象ですが、学費がこれだけ安いので、留学へのハードルが少し低くなりますよね。


まとめ

中国語を勉強したい方は台湾がおすすめ

今回は台湾で中国語を学ぶメリットについてお話しました。

台湾の学校で学ぶのは中国の標準語「普通話」
・日本人には台湾の繁体字が学びやすい
・台湾で学んだ中国語は中国の方にも通じる!

治安が良いので初めての留学でも安心
台湾の人々のゆるさが心地いい

食べものの選択肢が豊富でうれしい

生活環境が日本と似てるので生活しやすい
日本から近いので行き来が楽ちん

学費が欧米諸国と比べて安い
交通費が安いので留学生のお財布にも優しい


個人的には台湾で中国語を学ぶのはかなりおすすめです。

わたしが留学していたのは半年間だけでしたが、かなり中国語の伸びを感じました。

これは台湾で快適に過ごすことができたため、中国語を学ぶことに集中できる環境であったことが大きいと感じています。ストレスフリーは超重要ポイント。

そして、台湾に長い期間住んでみると、旅行で行くのとはまた違う感覚を味わうことができるのでとてもたのしいです。新しい発見もたくさんありますよ。

台湾留学を検討されている方はぜひ参考になさってください。

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